造園家のひとりごと

2012年5月10日 木曜日

近年、他の業者が施工した物件のクレーム処理を、多く手懸けるようになりましたが、あまりの粗悪工事に業界全体の体質に疑問を感じています。

ただただ枯死せずに、弱々しく残っているだけの樹木。
あるべきところに鉄筋が敷設されていない、ガレージの土間コンクリート。
強度が保てるわけの無いコンクリートの厚さ。
すぐにクラック(ひび割れ)が入ってしまう敷石。
一雨降ると何日も水が引かない土間。
雑草しか生えない土壌。などなど
これらは、設計図書にも仕様書にも表記が難しく、一般的には信頼関係で行われることです。昔はこれらが正常であることが常識でしたが、昨今ではコストを下げる為に"お施主様(お客様)の見えないところで手を抜く"ようです。快適な生活を送る為のものとして、程遠い環境ではないでしょうか。

投稿者 野土歌(のどか) | コメント(0)

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